特定調停とは何か、をご紹介しています

 
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特定調停ってなによ?
 
 
 
 
特定調停ってなによ?
 
 

特定調停の正式法律名は「特定債務等の調整の促進のための特定調停に関する法律」といいます。

詳しいことは別にゆずりここでは、その内容や特徴についてあらましを述べたいと思います。

特定調停は、複数の債務を抱えた債務者の生活再建、正常化のために、各債権者と債務者の返済方法変更についての話し合いの場を、簡易裁判所内に設定し、法律専門家と会計の専門家二人が調停委員として、双方の調停にあたり、返済協定を作るというものです。

いわゆる任意整理の司法版といったものです。

任意債務整理と言えば、認定司法書士又は弁護士が債務者の代理人となって複数の債権者と交渉し、弁済協定を作るというものでした。

認定司法書士又は弁護士はその事務を債務者から委任されると、その受任の旨を債権者に通知(受任通知)し、取引履歴を含めた債権届出書を債権者から求め、利息制限法に引き直し計算をした上で、残存債務額を確定して債権者と一括弁済、又は分割弁済の話し合いをして、弁済協定を作ります。

特定調停の場合、この認定司法書士又は弁護士の仕事を裁判所で調停委員会がしてくれるわけです。

認定司法書士又は弁護士に委任した場合には、通常、費用が、債権者一件あたり、4万円から6万円、獲得利益の10%前後の成功報酬金がかかりますが、特定調停の費用は、「裁判所に収める印紙と切手代として、債権者一件あたり710円(東京簡裁の場合)」しかかかりません。

定型申立書は誰にでも作れる簡便なもので、債権者が2〜3社の場合、裁判所の相談センターで書き方を教えてもらい、債務者ご自身で十分に申立てることが出来ます。

では特定調停の手続きで、一般の司法書士の場合にはどのようなお手伝いをすることが出来るのでしょうか?

司法書士は、司法書士法の2条2号で、「裁判所、検察庁又は法務局若しくは地方法務局に提出する書類を作成すること」とあり、その権限に基づいて、債務者の方にかわり申立書を作成し、その申立に関する事務を債務者の方たちのために実行します。
ですから、司法書士は調停が開始されるまでは、債務者に代わり債権者への連絡窓口となり、申立後調停中は債務者の方たちの相談窓口ともなります。作戦のアドバイスもしますし、補充資料や文書を作成したりもします。

しかし代理ではないので、弁護士のように債務者に代わって弁済金額、条件などを交渉することは出来ず、それは調停委員会の仕事となります。しかし、連絡窓口といっても、債権者が10社、20社となると、申立までの1週間ほどは、債権者からの債務者への様々な要求があり債務者のためにこれをさばくのは司法書士でも大変な仕事となります(端的に言えば素人には無理です)。司法書士が債務者のための防壁となることはそれほど容易なことではありません。

しかし、認定司法書士や弁護士には、大蔵省通達により、その受任通知に取立て禁止の法律的効力が認められています。そのためあなたから委任を受ければただちに請求が停止し、あとの業者との交渉はあなたに代わって認定司法書士や弁護士が行うことになり費用はかかりますがそれなりのことはあります。過払い金の返還が見込まれるとき(取引が5年以上あるような場合)などは、特定調停では返還請求までは出来ませんので、その場合には債務整理の経験ある認定司法書士や弁護士に依頼してください。

はっきり言って、自己破産はお勧めではないです。6年前には特定調停も個人再生もありませんでしたから、弁護士への費用が払えない多重債務の方たちには、窮余の一策として私どもも自己破産を勧めていました。ところが今は違います。今では、自己破産は最後の救済策です。

私の事務所には、法律事務所から断られた人達や、弁護士費用が調達できなかった人、二度目の自己破産が出来ずヤミ金から借り入れてすさまじい取立てにあっている人達などが見えます。

特に一度自己破産を経験し、再び借金地獄に落ちた人達の経過を検討してみると、借金に対する警戒心が弱いということの他に、どこかしら、何とかなるといった甘えの構造が見えて来ます。安易な専門家に依存しての自己破産による救済は、ヤミ金被害者を作り出すばかりではなく(二度目の自己破産は7年しないと出来ないので、そのような人に貸してくれるのはヤミ金さんしかないのです)、自己努力による消費行動の変革や、計画的な再建、自己制御力の強化、こうした自己変革にはほとんど役に立ちません。

特定調停にしろ、個人再生にしろ、3年を目安に弁済努力をする。それを粘り強くして行くうちに、返済のためには無駄な支出は抑えなければならないし、贅沢も出来ませんから、自然に合理的な経済行動が身について、弁済を終えた3年後には、今度は弁済ではなくその弁済額を貯金という自己資産の形成に振り向けることが出来るようになるはずです。

特定調停は、ご自分ですれば1社710円(東京)で出来る債務者生活再建のための債務整理手続きです。

これまでの当事者である債務者を立ち合わせず、密室で行われる債務整理には、とかく不祥事が付き物でした。しかし、裁判所の丸テーブルで行われる債務整理ではそのような不祥事の心配は全くないのです。

慎ましい無借金弁済の生活を3年やってみる。これの副産物は大きいです。任意整理でも全く同じことが言えます。

整理と申立を決断するまでのおよそ二年ほどの間、借金の返済と資金繰りしか頭になかった生活からやっと解放される。その申立により、3〜4ヶ月の協定書が作成されるまでの間、借金の返済をしなくて済むようになります。

それを良いことに、解放感からキャバクラなんか行っちゃ駄目ですよ。パチンコもだめ、ブランドもだめ、それより、百円ショップを見つける、リサイクル店に行く、スーパーには遅く行って割引品を買う、このように生活のスタイルを変えることが重要です。そしてこの解放期間を活用して、これからの3年間の生活設計をたててみることです。そうして家計簿をつける・・と言ったってノートかメモ帳に一体何にお金を使っているのか記録してみることです。そうすれば必ず無駄を見つけることが出来るはず。その結果を見て一ヶ月の消費生活の基準を作ってみましょう。

裁判所の一回目のミーテイングでは、調停委員が、債権者と交渉するための方針を定めるために、あなたから、多重債務化した事情と現在の生活の状況についてを詳しく聞ます。その時に、貴方なりの返済プランと生活建て直し方針を話せば、調停委員の協力を多く得られることになるでしょう。東京では、最近は申立と同時に裁判所が債権者に利息制限法に引き直し計算をした上での債権届を出させるようにしています。一回目のミーテイングは貴方のためのミーテイングです。

認定司法書士の受任通知で、催告はストップするようにりましたが、特定調停であなたが申立すればその場合にも取立て禁止となります。しかし最近では、受任通知を認定司法書士に出させて、あるいは申立てだけをして、業者請求をとめるだけとめて、消えてしまう人が、私の事務所でも1年に10人はいます。実に残念です。特定調停も、任意整理も、個人再生も、自己破産も、債権者から逃げるための手段ではないのです。債務を整理又は清算して、あくまで多重債務に陥った方たちの生活を正常にもどす、そのためにあるのです。

特定調停という債務整理の特徴は何といっても本人申し立てが出来るようにするための、その手続きの柔軟さにあります。
司法書士の受任、正確に言えば嘱託通知にはそのような効力が今のところ認められていないので、手続きへの債権者の協力を得るためには司法書士特有の苦労があります。しかし最近では大手の消費者金融、クレジット会社の多くは協力してくれています。特定調停は少なくとも元本は返済するので協力は得やすいのです。

申立までの期間が、債務者にとっても依頼を受けた司法書士にとっても、この手続きの勝負どころです。資料さえ揃っていれば、2〜3日で申立できますが、たいていは債権資料を紛失していたりして債権者を特定するために調査を要することもあり、申立までに1〜2週間かかるケースが多いのです。
申立をし事件の受理番号をとれば、いわゆるそれがヤミ金であっても取立ては完全にやみます。
申立時に最小限必要なものは申立書です。

他に必要なものは、源泉徴収票又は課税証明書、2か月分の給与明細書、納税申告書の写しなど貴方の所得を証明できるものと住民票、二か月分の家計収支一覧表の三つで、これは、第一回の面接の時までに裁判所に届ければ良いです。債権についての契約書や請求書の写しもあるだけでよいですから用意してください。

そして、あくまで債権者との協議の過程で必要であればその都度文書や資料を提出して行くのです。また、裁判所からも必要な書類があれば指示があります。

予定期日に病気などで出られないときには担当書記官に連絡してください。あとで診断書を出せば期日の変更を認めてくれます。

個人再生や自己破産は元本をカットし債権者に損害を与えるものですから、手続きは厳格です。でも特定調停は貴方の立ち直りに主眼が置かれていますから、出来るだけ無理の無いように手続きを進めて行けるようになっているのです。

最後に注意することがあります。

1 特定調停でも認定司法書士や弁護士による任意整理でも、債権は事故扱いとなります。ですから給与振込先となっている預金口座は一度閉鎖して、新規に給与の振込先預金口座を申立前に作っておいてください。
2 特定調停手続きを利用できるのは、特定調停法の一条にあるように支払いの続行が現状では困難な人達に限られます。単に利息制限法引きなおしによる債務減額のためには使えず、別の手続きによらねばなりません。

 
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