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債務整理の費用 連載タイトル一覧
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法律新聞毎週連載 「勝瑞豊の縦横無尽」

 
 
 
 

日本弁護士連合会、21世紀の行方?
 22 選良意識そのままに失われた弁護士モラル

 
 

 裁判員裁判もそうだが、一般国民を寄せ付けず、民事事件では金持ちと大企業、大労働組合、団体と弁護士、裁判所より構成されていた日本の法廷が、国民に身近となったきっかけは、全国に広がったクレジットサラ金問題にあった。

 業務独占と独占価格による生活保護、特権を当然としていた弁護士が、従来の選良意識を変えないままに借金漬けとなった勤労庶民の救済を商売にすれば当然に依頼人である庶民との間でトラブルが発生する。弁護士と庶民とのサービス取引の契約を支える基盤を見れば、プロとアマチュアの差は歴然であり、世界に例を見ない自治権を誇る弁護士会が、真に公益を代表するものと主張するのであれば、取引の公平を図るための環境と装置を作って置くべきだった。

 9月4日土曜日、NHK・TVシリーズ「追跡AtoZ」の、「急増!弁護士トラブル」は、借金整理を依頼した東京の弁護士を今年4月に訴えた北海道の会社員の弁護士に対する義憤を伝えている。3年前、毎月10万円の借金返済に行き詰った会社員は、「借金で苦しんでいる人たちを救うこと それが法律事務所の仕事です」という東京の弁護士の相談サイトをインターネットで検索し、その法律事務所に借金整理を依頼した。会社員は言う、「弁護士とかの肩書きを持ってましたから、私は依頼の段階で全面的に安心していました」と。8社に返済中だったが、弁護士への依頼で5社への返済が無くなった。残る3社への返済残高の合計は189万円で、毎月の返済額は以前の半分になってとりあえずは助かった。ところが今年になって、返済が完了した1社から、会社員のもとに163万円の過払い金返済の通知が送られて来た。その振込み先の口座は依頼弁護士の口座になっていた。しかもその過払い金は、2年も前に弁護士の口座に振り込まれていた。返済0となっていた他の3社のサラ金からも、それぞれ36万円、10,314円、50万円、返還されていて、過払い金の総額は250万円となっていた。会社員は怒る!「(過払い金が)初めに分かっていれば2年間払わないで済んでたのに、正直、分かった時は怒りと憤りしか感じなかったですよね。ちゃんと返してもらえていたら、生活とかそういう部分も全然違ったものになっていましたよね、当然・・」。

 この番組のNHK記者が、その弁護士に取材を依頼すると、その弁護士は取材に応じた。その事務所はビルの2階にある地味な普通の弁護士事務所だった。クレサラ事務所は宇都宮先生の事務所を筆頭にどういうわけか、銀座、赤坂が多いのだが、そうした一等地の事務所ではなかった。取材に対し弁護士は「あとからその男性に渡すつもりだった」と答えていたが、刑法各論の教科書によれば立派な横領ではないか。「うっかりしたというか、忙しかったもんで、ついつい先延ばしになっちゃったんですよね」。答える弁護士の腕時計はロレックスではなかった。記者の「先延ばしで、男性の生活に与える損害を考えなったのか」との質問に「今まで10万円返していたのが5万円になったんだから苦しいわけないと思うんですけどね、あと3社くらいですかね、支払わなきゃなんないのは。それはそれで毎月少しずつ払って行くわけですから、それは苦しいとは思ってなかったですね」と答える。

 結局、今年6月、弁護士は男性と和解し、自らの報酬と経費を差し引いた残りとして200万円を男性に返した。「黙ってたら先生のポケットに入ったまま、専門知識ふりまいて一般人を煙に巻いて、その結果、多額の金銭を巻き上げるというのはあってはいいはずが絶対にないですよ」と怒る会社員。こうした横領じみた行為は決して少なくない。依頼人が強く出れば「返すつもりだった」、何言って来なければイタダキーとは、何と浅ましい。

 弁護士、司法書士資格を目指す人の中には、それも決して少なくないのだが、富と地位の一発逆転狙いの人達がいる。そういう人々、資格者たちがズルをして勤労市民のなけなしの財産を奪うのだ。それは宇都宮弁護士が標的としている大手サラ金専業事務所ではなく、普通の事務員1〜2人といった弁護士事務所が悪さをするのである。その事情は司法書士事務所も同じである。大手事務所は欲も深いがリスクも避けるし、何よりも税務署に狙われているし多数いる事務員の密告にもさらされているから、上記のようなズルはなかなかできないのである。


 
 
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