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法律新聞毎週連載 「勝瑞豊の縦横無尽」

 
 
 
 

日本弁護士連合会、21世紀の行方?
 26 処分公開に強い抵抗 懲戒事件増加

 
 

 NHK・TVシリーズ「追跡AtoZ」で、日弁連会長の宇都宮弁護士は、広告価格規制の解除と司法試験合格者の増員が、弁護士懲戒事件増加の原因と言われているが、弁護士会の機関誌である「自由と正義」に公開された実際の懲戒実例の内容を見れば、被処分者にはベテランや元検事などという人も多いし、規制改革と懲戒事件増加との間に、直接、因果関係があるようにはとても見えない。弁護士の懲戒事例については、ヤフーブログ「弁護士と闘う」というサイトに、機関誌「正義と自由」に公開された事件が紹介されている。司法書士の機関誌「月報司法書士」にも司法書士の懲戒事例が公開されているが、懲戒の対象となった違反事件の内容を、弁護士のものと司法書士のものとを比べれば、依頼人が被った損害の量と質には雲泥の差があり驚かされる。司法書士の場合は、依頼人に実害が出ていなくても、単なる手続き違反で監督庁から懲戒処分を受けることさえあり、それが問題となっているほどだ。

 このヤフーブログ「弁護士と闘う」は、同番組(NHK・TVシリーズ「追跡AtoZ」)にも紹介されていた。過払い金返還請求事件にからむ弁護士の不正事件の頻出問題に始まり、弁護士増員により事務所経営に行き詰まった弁護士を待ち受ける巨悪の罠を紹介した番組「追跡AtoZ」、その締めくくりとして番組は、弁護士会の懲戒制度がそもそも機能しているのかと、弁護士会自治のあり方に疑問を投げかける。千代田区に事務所のある50歳代の弁護士は、裁判文書の偽造で平成16年に「戒告」の処分を受け、平成18年には事件屋から客の紹介を受けて再度「戒告」、平成19年には依頼事件を放置したことにより業務停止3ヶ月の処分を受け、平成22年には依頼人を無視して勝手に相手方と和解して業務停止4ヶ月の処分を受けている。この弁護士に、事件屋を介して9年前に離婚調停を依頼し、高額な費用を支払わされ懲戒を申し立てている女性は、このような懲戒の常習者が何故資格を取り消されないのか疑問だ、普通の会社員なら当然にクビになるところなのにと記者に語っていた。

 過去10年分の弁護士会による懲戒処分と弁護士名を自分で調べ公開しているヤフーブログ「弁護士と闘う」というサイトの著者は、同番組で「弁護士懲戒制度の国民への公開が不足している。官報と『自由と正義』に公開されても世間的に見れば何も発表していないのと同じではないか。処分情報をインターネットの弁護士会サイトで公開するなど、被処分者への情報を国民に広く知らせるようにするのが弁護士会の仕事なのではないか」と言う。弁護士会の懲戒処分が甘くはないか、身内がする身内の処分だから必然甘くなるのではという市民からの声に対して、宇都宮日弁連会長は、弁護士被害にあった市民の声が分からないではないが、公開に対して会員弁護士からの強い抵抗がある。昨年の7月からは過去3年内の処分につき依頼人に対しては公開していると釈明している。

 ネット上の懲戒処分公開は司法書士会も消極的だ。しかし税理士の場合には、懲戒権者である国税局がネット上で被処分者を公開している。弁護士や税理士との取引関係は継続的な取引となって、依頼人と受任者である資格者との信頼関係が何よりも重要となる。これまで司法書士の業務は登記が主であったために、取引は一回的で、依頼人とのトラブルが起こりにくい構造になっていた。しかし今日、簡裁訴訟代理や成年後見事務などを引き受けることになって、依頼人とのトラブルに巻き込まれる可能性が、弁護士、税理士同様に増えてきている。



 
 
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