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法律新聞毎週連載
「勝瑞豊の縦横無尽」

 
債務整理の費用 連載タイトル一覧
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法律新聞毎週連載 「勝瑞豊の縦横無尽」

 
 
 
 

日本弁護士連合会、21世紀の行方?
 27 崩れはじめた法曹選良神話

 
 

 「いまや世界そのものが語り、ものみなの凋落によって自らの終りの近いのを証ししている・・・田園には農夫の影なく、海には水夫、軍営には兵士の姿を見ず、広場には無私、法廷には正義、交友には和合が失せ果てた。だが血気あふれた青春の力を、誰が老年にも保持できるといえよう。すでに衰退の道を降って終りに近づくものは、何人とて力衰えるのをまぬかれない。これは世界に下された審判であり、神の法である。

 これは中央公論社版「世界の歴史」で紹介された、西暦258年ヴァレリアヌス帝の迫害にあって殉教した教父聖キプリアヌスの書簡の一節である。衰えて行く大ローマ帝国に変わってやがてヨーロッパに君臨するのはゲルマン民族であった。ゲルマン民族は、イギリス、フランス、ドイツとなって18〜19世紀に「近代」という今日の世界の基本原理、原則となるものを作り出した。

 先週の法律新聞「縦横無尽」の末尾で、私は「これまで司法書士の業務は登記が主であったために、取引は一回的で、依頼人とのトラブルが起こりにくい構造になっていた。しかし今日、簡裁訴訟代理や成年後見事務などを引き受けることになって、依頼人とのトラブルに巻き込まれる可能性が、弁護士、税理士同様に増えてきている。」と書いたが、その下段には、司法書士の成年後見人が、被成年後見人である高齢女性の預金口座から2100万円を横領したという事件が報じられている。

 長い自民党政治から、民主党政治となって以来、焼跡から戦後に作られてきた組織や団体のどれもが機能不全を起こし始めているように見える。戦後焼け跡を支えてきた論理は、生産者供給者の論理であり、教育も含めてあらゆる公的私的団体が、その論理を軸に作られて来た。その論理が、21世紀になって、世界的に広がる消費者の論理、生活者の論理、その選択権と行使により、根底から揺さぶられ続けているのである。戦後、必死に築き上げられてきた法曹選良神話も、多重債務者市場に跋扈している資格守銭奴たちや、正義と貧困を生活利権とする資格者連合を日々見るにつけてすっかり過去のものとなりつつある。今や、現存する労働組合、政党、公務員組織、団体等々、総てが既特権保守派となって、自己崩壊を防ぐのに精いっぱい、余力無しといったところにある。おそらくそれ程遠くないうちに、4〜5年内に、日本は国家レベルで債務超過となり、それから始まる苦難の日々が、既特権保守主義の壁を完全に崩してしまうだろう。戦後原理と秩序はその時説得力も有効性も失ってしまう。

 若旅一夫弁護士は、「自由と正義」2009年11月号で現行弁護士制度につき述べられている。現行弁護士法は、1949年(昭和24年)内閣、司法省等官庁、裁判所、GHQの反対があったにも関わらず、「先輩弁護士獅子奮迅の活躍によって」制定に至ったと。レッドパージ、松川事件、朝鮮戦争、時代は騒然、インフレ、食糧難と国民の生活が危機にあったそんな時代に議員立法で制定されたのが新弁護士法だったのである。行政庁は弁護士に自治権を与えること、弁理士、税理士業務が出来ることに反対した。「裁判所は憲法77条を根拠に「弁護士に関する事項」は最高裁規則に定めるべきであると主張し法案成立に異議を唱えた。アメリカ占領軍GHQは日弁連への強制加入制に難色を示した」(「自由と正義」2009年11月号11P)という。この新弁護士法成立の結果、「弁護士の地位の飛躍的な地位の向上がはかられ、弁護士使命の明示が弁護士の統合理念として機能し、戦後半世紀にわたる弁護士活動を支えた制度基盤の確立がなされた」(若旅一夫 同上書11P)という。 しかし、そのことが、戦後日本人の、普通の勤労日本人の法意識や法生活の充実や進歩に何らかでも寄与したといえるかどうか。国民はどう思うだろうか。

 彼は続ける「もともと人の役に立つ業務、若くは人と接する業務をしたいと考え、司法書士資格を取得しました。その当時、多重債務者のニュースがマスメディアでかなり取り上げられていました。もともと、司法書士も僕が合格したくらいのときから『クレサラ』(クレジットサラ金で困っている人の対応業務)関係業務が新しく業務に加わるようになってきていました。収入よりも自分のやりたい業務をやったほうが、長期的視点に立てば自分にとってプラスになると感じ、何度目かの転職をしました。(最後の転職にしようと思いましたが、そうはなりませんでした。)債務整理業務を行なっている司法書士法人に就職し、その後、ある事情で別の司法書士法人に就職しました。今年の6月にその法人の東京事務所が突如閉鎖され、無職となりました。これを機会に開業しようと考え、現在に至っています」。



 
 
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